在宅勤務時、普段の仕事とは違ったストレスを感じる人は少なくありません。在宅勤務特有のストレスを理解して、適切な社員のストレスケアを行いましょう。
こちらでは、在宅勤務者のストレスサインについて解説いたします。あわせて、ストレスサインに気づいたときの対処法も説明していきますので、メンタルヘルスに不安をお持ちならぜひご確認ください。
オフィスとは違う環境で仕事を行う在宅勤務。特にこれまで在宅勤務を行っていなかった方は、知らず知らずのうちにストレスをため込んでいるかもしれません。在宅勤務者のストレスサインには以下のようなものが挙げられます。
自宅でずっとテレワークを行っていると、誰とも接することがありません。
家族と一緒に暮らしているのであれば、孤独感や孤立感は少ないかもしれません。しかし、一人で仕事をしていると寂しさを覚える人は少なくありません。
オンライン会議やミーティングを行う際は、従業員の表情・言動などに注意しておくべきです。
従業員同士や上司の目がなく、監視されている意識が薄くなるので、仕事に対する緊張感が薄れます。
極端な話をすれば、ミスをしても怒られませんし、嫌な上司と顔を合わせることもありません。その代わりに、「しっかり仕事をこなさなくては」という緊張感がなくなるのです。
モチベーションの低下によって、何のために仕事を行っているかわからなくなり、仕事そのものがストレスになってしまうケースもあります。
同僚の仕事ぶりを見て、自分も負けじと頑張るような意欲的な人は要注意です。
在宅勤務は他人の仕事ぶりが確認できません。なかには他人との差が気になって、不安になってしまう人もいます。
在宅勤務は仕事とプライベートの境界線が曖昧なので、やろうと思えば時間の制限なく仕事できてしまいまいす。不安を解消するため、がむしゃらに仕事を頑張りすぎた結果、燃え尽きてしまうことがあるのです。
これまでは夫婦もお互い仕事上では各々過ごしていたのに、在宅勤務で相手の状況が見えてしまうが故の居心地の悪さや気持ちの浮き沈みなどによって、家族関係に変化が生じる人もいます。コロナ禍で仕事がこれまでのように順調にいかないかもしれない不安や、家族の健康への不安なども歪み要素の一因です。
在宅勤務に対する様々な不安を解消するため、ストレスケアは必須です。上記のようなストレスサインに気づいたら、すぐに対処するようにしましょう。
IRODORIでは、ストレスケアにつながるメンタルヘルスセミナーや管理職向け個別相談を行っております。在宅勤務を導入している企業で社員のメンタルヘルス対策を行いたいのなら、ぜひお問い合わせください。在宅勤務で様々な不安を感じている管理職の方からのお問い合わせもお待ちしております。
ストレスサインに気づいたときは、可能な限り従業員とコミュニケーションをとるようにしましょう。
ここで気をつけるべきなのは、話の理解に徹することです。叱咤激励したり、相手を否定する発言をしたりしてはいけません。
もし、相手の考えが仕事上間違っているとしても、その場では否定しないようにしてください。メンタルヘルスが悪化している相手にとっては、大きなダメージになってしまう可能性があります。
メンタルが弱っていることを常に意識して対処するようにしましょう。
IRODORIでは、ストレスケアのためのメンタルヘルスセミナーを行っております。
在宅勤務はストレスが溜まりやすいので、しっかりとストレスケアを行い従業員のメンタルヘルス不調を防ぎましょう。また、在宅勤務のマネジメントなどで不安を感じる管理職の方向け個別相談も実施しております。
在宅勤務中は、仕事の効率だけでなく、従業員が抱えるストレスや、メンタルヘルスの状態にもしっかりと配慮しましょう。
特に「孤独感や孤立感」「緊張感の薄れによるモチベーションの低下」「比較対象がないために頑張りすぎてしまう」「仕事環境の変化で家族関係に歪みが生じてしまう」などのストレスサインを見逃さないようにしてください。
もし従業員の様子が普段と違うように感じたら、まずはしっかりコミュニケーションを取ることが大切です。話を聞く際には、相手を否定しないよう気をつけましょう。
また、従業員のメンタルヘルスについて外部に相談し、様々なアドバイスを受けるのも一つの方法です。
IRODORIでは、フィジカルとメンタル両方に作用する体験型のメンタルヘルス対策セミナーを行います。ストレスケアに関する対処方法など、在宅勤務時のストレス解消につながるアドバイスも可能です。
その他、在宅勤務によってより不安なことが増えた管理職向けの個別相談にも対応しておりますので、メンタルヘルスに関することならIRODORIまでお問い合わせください。